リョーさんのキウイハント
皆さんこんにちは!
前回に引き続き今回もフルーツピッキングのお話・・・・・
今回はみんな大好きキウイフルーツ!!!ニュージーランドといえばキウイフルーツ!
それがどんなものだったか紹介したいと思います!
最初に言うと6日間しか働きませんでした!笑 その理由も含めての紹介。
キウイフルーツピッキングが盛んな場所はニュージーランド北島のTe Puke(テプケ)やTauranga(タウランガ)、二つの町はほぼ隣町。自分はテプケにてキウイ狩りを行いました!
キウイフルーツの求人を探すとピッカー募集してるんでそこにメールか電話してコンタクトをとって、連絡が返ってきたらそれに従って動く感じでした。
ブルーベリーみたいにカード登録や、最初の説明会みたいな事はなく、現地へ行って、
Say Helloで、連絡したの俺だけど!って感じで伝えたら
:OK Bro,Take your bag and let's strat Yeah!
みたいなノリで、え!?それだけ!?もうやんの!?って感じの勢いでした。笑
ついてどーーーーーーーーん!
この長い直線の畑を全部取っていく感じです。ちなみに⤴︎上の写真はもう取った後なので、すっからかんの状態。
体に身につけたバッグにキウイを入れて行き、それが満タンになったら大瓶に移す!の繰り返し!
このバッグが面白い仕組みで横のホックを外すと下が抜けてキウイが全部すり抜けてくるシステム。
ひたすら木になるキウイをもぎ取っていきます!!!!この写真では1個づつ持ってますが、片手で2個できそうなら3個を一回でもぎとれって言われます。これがめちゃキツくて・・・
腕をとにかくあげてる時間が長いのと、キウイを2個片手に持って引き抜くと握力を使うので前腕がパンパンに張ります。笑 ボーリングした後の腕みたいな。
この写真みたいに茎がついたままのキウイを入れると注意されるのでそれにも気をつけながら収穫していきます。
基本的に収穫するキウイはまだ熟れておらず硬いので食べれないのですが、たまに柔らかいのを発見するとこのように持っていって休憩時間に食べたり・・・・
僕は仕事終わりにあたかもベイビーかのようにハットに入れて連れて帰りました・・
キウイピッキングは他のグループの人たちと合流して行うことが多く、5〜8人のグループで大瓶を満タンにしていきました。
朝、キウイの畑についたら勝手にチームに振り分けられ、そのチームが今日の相棒たちって感じになります。
歩合制の場合は大瓶1つで何円みたいなのが決められています。その日の大瓶作った数とピッカー人数で稼げる金額が変わってくるので、自分が今どのくらい稼げてるのか計算しながら確認して進めていくのがモチベーションにもつながると思います。
はい、そしてなぜ6日で辞めたのか、その理由。
①車移動が多い
働く前日に畑の住所が送られてきます。そこに車で行ってその畑での仕事が終わったら、午後からはこの畑ね!って感じで少し離れたとこまで移動。なーんてことが普通で。2日連続で同じ場所。みたいなのはありませんでした。移動にかける時間やガソリン台が結構かかって、沢山取ってもガソリン代くってたらもともこもない。
②泊まってた宿舎の値段が高めだった
ここは自分のミスでもあるんですが、シーズン真っ只中になると安くて快適、みたいな宿泊先は速攻で埋まってしまいます。。。。いいところ見つけると仕事もやりやすいと思うのですが、自分の場合週$170NZ(13500円くらい,1NZD=79.9円 現在)の宿舎で他の人も住む共同5人部屋でした。ブルーベリーの時が週$105NZだったのでその時点で65ドルも損して、尚且つガソリン代・・・・そうすると生活費だけでだいぶ差が出てきたのが理由です。
③ とにかくキツい
身長166cm細型の自分にはハードでした!キウイの木が自分より高いので上を見上げて手を伸ばしての反復作業。なおかつバッグがフルになると15kgくらいになり、上の物を取るという作業とは逆向きにかかる重力・・・時間が経つにつれて肩と首、足、腰にかかる負荷が半端なかったです。なおかつブルーベリーのほうが楽だったな・・・・と言う気持ちがよぎります。
④ブルーベリーが・・・・
シーズンエンドになって1kgのレートが高騰している!!との噂が入ってきました。
なんと1kg=$5.5NZ。1日50kgくらいは平均して自分は取れていたので50×5.5=$275NZも取れんの!?1日で!?しかも宿舎$105NZでガソリン代かからん。なおかつキウイより断然楽・・・・
と言う4つの理由が僕の気持ちを動かしキウイをやめてブルーベリーへ戻りました。笑
これは本当人によって性格や体型。合う合わないあるのでやって見ないとわからないと思うのですが僕の場合キウイは合ってませんでした。速攻で辞めるのを決断できるほど。笑
と言うこともありキウイには終止符を打ってブルーベリーへと出戻り。
キウイピッキングやってた友達も一緒にブルーベリー戻って働き直すのでした。
ちなみに自分の友達はレジェンド的な存在で、自分がいくら調子良くて結構取ったなーと思ってても1日終わって見たら20kgくらいの差がついてる感じでした。しかも自分より遅い時間にピッキングをスタートして・・・・・・笑
自分が調子良くて、その日は72kgだったんですが、彼は100kg越え。
そして、そして、そのレジェンドを超える存在がニュージーランドの周りに点在するアイランダーたち。
ワンピースで言う4皇、ドラゴンボールで言うウイス様、ジョジョで言ったら最強生物カーズみたいな、どうやったらそんなん取れるん?フェラーリかランボルギーニのエンジン積んでるのかな?っていう人たちがいます。
ある日、何キロ取ったか聞いたら。
『今日は145kgだったわよ。』
と島のおばちゃん。
まって俺、今日65kg。倍以上やん。どこにそんなブルーベリーあったんって言う恐ろしさでした。
話が脱線しましたが、キウイはいい経験として完全に完敗して終わりました。笑
けど収穫した美味しいキウイの味は忘れません!ありがとうゴールドキウイさん!
これにてキウイの話は終わりたいと思います!!!!
そして次は・・・・・・封印されしあの話。
本当にこの話は記事にしようか迷ったのですが、聞きたいと言う人も多く載せることを決断しました。ただし。読むかどうかは自己判断でお願いします。
なぜかと言うと、生き物の生命とはなんぞや、と言う大きな題材にぶち当たるからです。
次の話は『鹿ハンティング』へ行った話。
では皆さんご機嫌よう!