30歳を目前に海外へ旅立つ話

〜昨日を今日の踏み台に〜

30歳を目前に海外へ旅立つ話

〜昨日を今日の踏台に〜

リョーさんのベリーハント。

どうも!皆さんこんにちは!

ここ数ヶ月全く更新しなかった事をお詫び申し上げます。笑

ニュージーランドヘイスティングスでのブルーベリーピッキング仕事が中々に疲れるもので文章を打つ気力を全て奪われてしまいました。笑

 

中々に面白い経験となったので『ブルーベリーピッキングとは!!』ここで紹介したいと思います!

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ブルーベリーの成長過程

ニュージーランドの北島西にあるHastingsという町にあるGourmet Blueberriesという会社の農園に勤める事を決め、ウェリントンから4時間30分かけ、車で尋ねました。

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ブルーベリー農園。白いネットの屋根。

ここが俺のバトルフィールドとなる事とは知らず、やる気だけは満々で乗り込んでいくのでした。笑

まず到着後に事務所へ行って従業員登録を行いに。

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登録が済んだ人たちは右の駐車場へ

この標識に惑わされるも、まだピッカーとしての証を受け取っていないため事務所へ直進。

 

★受付のおばさん

『はい!これに必要事項全部記入して、あなたたちは来週からスタートね!』

 

え?来週?1週間も待つの?やる気満々なのに?と言う気持ちは抑えつつ、翌日から小旅行に出かけたのはここだけの話。笑

 

それはさておき1週間後。

事務所でのブルーベリーハントの方法説明会と注意事項・ワーキングカードをゲットしていよいよブルーベリーハンティングへ!!

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身分証カード(これがかなり大事)

これがかなり大事で、全ての記録がこのカードによってコントロールされるので無くすと仕事が出来なくなるし、給料が入ってこなくなります。(何kgブルーベリーを取ったか分からなくなるため・・)

 

★狩を始める前に

・ブルーべリーを運ぶ台車(トローリー)

・首にぶら下げる小さいコンテナ(1kgくらい入るやつ)

・木のボード(台車と合体して足場が作れます)

・ブルーベリーを日焼けから守るシルバーシート

 

準備ができましたなら、それではいよいよ入園です。

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左右はブルーベリーの木!大通りを抜けて・・・

この夏のシーズンは各国よりワーホリやその他ビザで来ている人々であふれている為、狩人の数も結構います。

チーム分けされるのですが、自分がいたこの2021年度は

 

・レッドチーム(初心者チーム)

・オレンジシーム

・ブルーチーム

・ホワイトチーム

・パープルチーム

 

のラインナップで進められました。どう言う基準でのチーム分けかは分からないのですが、

赤チームはとりあえずカードもらったばかりの初心者がトレーニングされるチームということで、まずはここにぶち込まれました。

 

その後はブルーベリーの木が列になって並んでいるので、スタッフに振り分けられ、カードをスキャンし中へと入っていきます。

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ブルーベリーの森へようこそ

ゲートでもらった台車に、グリーンの大きなトレーも載せて中へと入っていきます。

木が高すぎる場合は、木製の台に乗って上のやつをもぎ取ります。

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台車とブルーのトレー

首にぶら下げた小さなコンテナにブルーベリーをぶち込んでいきます。

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ぶち込む

ここからはとにかく速く迅速に狩をしていくだけ★

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摘んだブルーベリーと首掛けコンテナ

ちなみに横の列の人ときを挟んで向かい合わせで狩をするんだけど、奥まで手を伸ばしすぎると、向かい側の狩人に『俺の陣地に入ってくじゃねーよ!!』と怒られます。笑

ちなみに自分の後ろ側の木は他の人のエリアとなるのでそこも取らないように。

入る前にスタッフにここからここまでのエリアね!って言われるのでそこをしっかり守るようにしましょう!

 

この首掛けのコンテナ(約1kg)が貯まったら、グリーンのトレーに移します。

これを4〜5回繰り返して5kg~6kgのグリーントレーを作ります。

6kg以上入れると怒られます。笑

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グリーンのトレーに貯めていきます

これが貯まったら、回収員、通称『ランナー』を大声で呼称し召喚することができるのですが、自分で計測所まで持っていくこともできます。(基本的には召喚する)

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計測所で積まれていくブルーベリーたち

貯まったブルーベリーはカードのバーコードにて記録され、その日の自分の総収穫数が最終的に記録されます。

 

★1kg=$3.6NZ(品種により3.4〜3.5)

★1時間=$19.8NZ(時給)

 

1時間に$19.8NZ以上の収穫数を得ていると、+aの賃金を得ることができ歩合制となっていきます。なので取れば取るほど稼げます。

 

またはゆっくり撮りたい人は時給換算で働くこともできます!

そのチョイスはあなた次第!

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ここでは歩合制でやってる人も多く、時給制でやってる人との熱量🔥がとにかく違います。

ので自分のエリアが決まっているとはいえ、時々バトルになります。笑

歩合制の人はとにかく取りたいから動きと目つきがやばいです。笑

 

歩合制の人=とにかく取りまくりたい

時給制の人=ゆっくりやりたい

 

こんな感じ。

 

またまた1日に50kgブルーベリーを取ると$50NZのボーナスの日があったり、中々に頑張らせてくるシステムがありました!(そのおかげでかなり稼げた)

 

最終的に2021年4月からはNZの最低賃金が改定され、時給が$20くらい?

また4月に入って少しずつシーズンエンドに向かって行き、1日に取れる量が減って行きました・・最後の方は1日30kgとるのもかなり大変でしたが、

 

1kg=$5.5NZ までブルーベリーのレートが上がり収穫量が減っても稼げるという状況でした。

あくまで、2021年度コロナ禍の状況なのでご参考までに!

 

何はともあれ、初めての果実ファームの仕事が出来てとても充実した毎日でした!!

貯金もできたし旅にもいくお金ができたのでそこに還元できればと!

 

次回はキウイ・フルーツ ピッキングの話!

これがクソほどキツかった)

 

では皆さんご機嫌よう!

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