その水は飲んだらあかんやつ。
Ryo : Can I drink this water?
Nicolas : No. Ryo ! Don't drink this water.
この美しい景色を目の前に私が最初に言葉にしたことは、『この水飲めるかな・・・』
もちろん答えは『No』だって虫さん沢山泳いでたし。
ニュージーランドの北島にそびえ立つタラナキ山。NZ到着後2週間目にホームステイ先の仲間とハイキングをしました!
しかしそこで迎えたのは、空腹と喉の渇き。35kmのハイキング行程と約7時間の道のり。
簡単にまとめると準備不足でした。特に水分を持たなすぎて(2Lくらい)本当に死にました。しかもカメラ機材とその他諸々でかなりカバンが重くて...
Mangrei Parking という所に車を止めポウアカイハットを目指す。その工程も一汗かくくらいのだらだらのぼり。路面は至って歩きやすくトレイルランスタイルならかなりスピーディーに登れること間違いなし。ハット到着後休憩し、再出発後5分程度でかなり開けた絶景の撮影スポットが現れる。
ここで撮影を楽しんだ後から地獄スタート。Ahukawakawaとい湿原地帯?みたいなところを抜けズンズンと歩き続け、気がつけば森の中。良い景色も全く見えなくなって4時間が経過したところでコース行程の標識が。
最初の『ポウアカイハットまで5時間』!?
Ryo : How do you think? How long time will we take ?
Nicolas : Maybe 4 hour.
俺ら相当早いスピードで歩いてたけどそれでも1時間短縮程度・・ え?でもこっから4時間もかけて戻るの?
と思いながら再スタート。この時点で水がもう300mlくらいしかなくて本当に死んだと思いました。
しかもそこから怒涛の上り!!途中森が開けて峠の頂上が見えるも、とにかく角度がキツくてしんどかったです。左足の大腿部がつり始めて何回か休憩してようやく峠の頂上展望台へ。
ここの展望台でぶっ倒れました。そしたら手が痺れてきて低血糖状態へ〜
食糧はあったので食べたのですがこれがまたサンドウッチ。
『水がねぇんだっちゅんだよ』って思いながら食後再出発。
ここで一つ救われた事があるとしたら、大パノラマのおかげで残りの行程を把握する事ができました!ゴールが近い!
そしてその後美しい池を発見し。冒頭の質問を。
ここで撮影を楽しんだ後、10分くらい歩いたらポウアカイハットへ到着。
ここで一つ思った事。最初から湿原地帯の方に降りずこっちの池の方に来ればこんなに歩かなくてよかったんじゃね? と。笑
5時間と書いてある標識を2時間半で歩き倒し安堵して、残水を全部飲み干しパーキングへ急降下!(そっから45分くらいかかったけど)
そして何って一番すごいのがNicolas。朝5時に家を出て山まで5時間運転、登山休憩いれて8時間強、帰り5時間運転をやりました。まじてタフガイすぎる!
French Guyのタフさに乾杯(完敗)です。
という事で皆さん!登山やハイキング、アウトドアの際は準備を大切にしてください!
NZは紫外線指数も激ヤバなので日焼け止めクリームは確実に必要です。
私はSHISEIDOのANESSAを使用して1mmも日焼けしませんでしたw
噂に聞くだけの効力で感激!
はい。
それはさておき次回は『僕のテラスハウス』に着いて書きたいと思ってます!
お楽しみに。
では皆さんご機嫌よう!